未経験から転職できる仕事はある?人気の職種・業界を紹介!
転職活動中の方に話を聞いてみると、
「これまでのスキルが生かせる募集が少ない」
「今の仕事と違う業種にチャレンジしてみたい」
「未経験OKの企業で、これまでとは違う学びを得たい」
というような声が多く聞かれます。
その一方で、転職ではやはり資格や経験を持っている人の方が有利になります。
ただ、未経験だと転職が出来ないというわけではなく、未経験OKの求人も多数あります。
今日は未経験者を歓迎してくれるのはどんな仕事なのか、狙い目の職種や業界をチェックしてみましょう。
未経験者歓迎の募集には2種類ある
未経験歓迎の仕事はたくさんありますが、その中には
・職種未経験者を募集している求人
・業界未経験者を募集している求人
の2種類があります。
職種未経験歓迎の求人は、「IT業界でプログラミングに携わっているけれど、マネジメント職に転職したい」というように、「同じ業界内で職種を変える人」に当てはまります。
業界未経験歓迎の求人は、「IT業界でエンジニアをしているけど、金融業界でエンジニアをしたい」というように、「同じ職種で違う業界に変わる人」に当てはまります。
応募する際は、職種未経験者を募集しているのか、業界未経験者でもOKなのか、事前に確かめた上でチャレンジしましょう。
未経験でも転職しやすい職種・業界5つ
それでは早速、未経験でも転職しやすい職種やジャンルをみてみましょう。
「ホテル業」
敷居が高いように感じられるホテル業ですが、業界独自のマナーやルールがある職種です。
入社後教育が必要不可欠なため、未経験者への指導体制、研修体制が行き届いています。
経験は必要ありませんが、語学力や一般常識力、おもてなしスキルを磨いておくとより有利です。
「販売・営業」
BtoBの企業の場合は、法人営業経験が求められる場合もありますが、基本的には未経験でも転職できる職種です。
そして、未経験でもトップセールスになる成績を上げる人は多数います。
コミュニケーションが得意、目標や戦略を立てて頑張るのが好き、というタイプであれば未経験であっても優れた成果を上げられるでしょう。
「交通業界」
タクシーやトラック、宅配便のドライバーなど、交通業界は未経験者を積極採用しているジャンルです。
二種免許や中型免許の取得を支援している企業も数多くあります。
事務員など、オフィスで働くスタッフも未経験者が少なくありません。
慢性的に人材が不足している業界ですので、未経験でも高収入が狙えるというメリットもあります。
「技能工・職人」
特殊な技能が必要な職種は経験や資格、技術がないと働けない、と思われがちです。
ですが、人手が足りていないジャンルであれば、会社のお金で資格を取得できる、一から技術を習得できる企業もあります。
手に職をつければ、長く使えることもあり、狙い目の職種です。
「ベンチャー企業」
勢いのあるベンチャー企業は、急激に規模が拡大していくので、経験問わず広く人材を募集している例が少なくありません。
僕が未経験でIT企業に転職出来たのも、ベンチャー企業を狙っていたからです。
ベンチャー企業・スタートアップへの転職について、くわしく知りたい方はこちらもお読みください→
その他にも美容関連や冠婚葬祭、医療、福祉、教育、保育、農林水産業などで、職種未経験者、業界未経験者の募集が多くみられます。
ぜひ興味のあるジャンルで、新しい一歩を踏み出してみてください。
未経験からの転職を成功させるコツ
未経験歓迎と書かれていても、経験者のライバルがいる場合、どうしても未経験者は不利になります。
インターネット検索でも「未経験歓迎 嘘」といったワードが多く検索されている通り、転職がうまくいかず、悩んでいる人が少なくありません。
次に、経験者に負けないための、転職成功のコツをチェックしてみましょう。
「志望動機で差をつける」
未経験者が採用されるかどうか、そのカギを握るのは志望動機や自己PR文です。
経験がない上に、ありきたりな内容で提出してしまっては、他の候補者に対しての優位性が見つけられませんので、書類選考から先へ進めないでしょう。
未経験からどうしてこの職種、業界へ、興味を持ったのか。
社長の考えや、企業理念など具体的な部分から、感じた想いなど、読みやすく分かりやすい言葉でしっかり伝えましょう。
ちなみに僕の場合は
「自動車工場で働いているが、工場ではどんどん自動化が進んでいる」
↓
「今やっている仕事も数年で自動化されるであろう」
↓
「自動化される側ではなく、自動化する側で人間の負担を減らしたり、労災をなくしたりしたい」
といった思いを伝えました。
「応用力をアピールする」
経験がなくても、これまでの知識やスキルは幅広い場面で生かせます。
「これまでにこのような経験を積んできました」
「このスキルを○○に生かせるのではないかと思い、応募いたしました」
など、相手が納得する言葉で説明できれば、経験関係なく、興味を惹かれる人材になれます。
たとえそれが違っていたとしても問題ありません。
「新しいことにチャレンジする意思を持っているんだな」
ということが相手に伝わります。
未経験者を募集している企業の中には、新しいアイデアを求めている例が少なくありません。
新しい風を吹き込む人材であることを、積極的にアピールしましょう。
まとめ
未経験でも、やる気あふれる人材を募集している企業はたくさんあります。
気になる企業が未経験者を戦力として必要としているのか、求人情報をよくたしかめ、見極めましょう。
たとえ、求人情報に「未経験OK」と書いていなくても、「過去にこういう経験がある」ということを転職エージェントに伝えておくと、「その経験はこの企業で役に立つかもしれない」と思わぬ優良企業を紹介してくれる事があります。
未経験の業界や職種にチャレンジする際は転職エージェントを使い倒しましょう。
皆さまがやりたい仕事、チャレンジしてみたい業界へ進めるように、心から祈っています!
頑張ってください。
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