人を助ける仕事8選|どの仕事に転職・就職するべき?
漠然と「誰かの役に立ちたい」「人を助ける仕事をしたい」と考えている人は少なくないのではないでしょうか。
その気持ちはもちろん尊いものですが、そこから話を進めることができていない方も多いはずです。
そこでここでは、人を助ける仕事の具体例と選び方のポイントを紹介していきます。
誰を助けたいのかはっきりさせる
まずはどんな人を助けたいのか・サポートしたいのかを考えてみましょう。
年輩の人でしょうか、子どもでしょうか、病気を抱えている人でしょうか。
また、多くの人を助けたいのか、少人数を助けたいのかなどによっても転職・就職するべき仕事は変わります。
得意分野を考えてみる
誰を助けたいのかが明確になったら、次にご自身の得意分野で誰かを助けられないか考えてみましょう。
あなたの活躍しやすいジャンルの仕事をするほうが、結果的に多くの人を助けたりサポートしたりできるはずです。
誰かを助ける仕事の具体例8つ
それでは仕事を具体的に8個挙げていきます。
1:医師
言わずもがな、ケガや病気を抱えている人を助ける仕事です。
もちろん免許も必要ですから気軽に転職・就職できるものではありません。
しかし、本気で誰かのためになりたいのであれば検討するのもいいでしょう。
2:看護師
医師の診療の補助をする仕事です。
患者本人だけでなく、その家族に対するメンタル面のフォローをすることもあります。
そのため、医師とは少し違う方向性で誰かを助けられる仕事でもあると言えるでしょう。
3:介護福祉士
こちらは年輩の方などの介護をする仕事です(介護福祉士以外にも介護関係の仕事はたくさんあります)。
被介護者の移動、入浴、食事など生活全般のサポートをしますから、利用者の家族からも感謝される場合が多いです。
ちなみに介護業界は慢性的に人手不足ですから、未経験でも採用される可能性が高いです。
そして「働きながら介護関連の資格を取る」という方法によって給与を上げたり、キャリアアップをしたりすることもできます。
4:教員
これも簡単に転職・就職できる仕事ではありませんが、勉強を教えるだけでなく、子どもの将来を見据えた全般的なサポートをしていくことができます。
また、勉強を教えることに専念したい場合は、家庭教師や塾講師などを目指すことをおすすめします。こちらはアルバイトでもできます。
5:コンサルタント
経営やマーケティングに関して、指導やアドバイスをする仕事です。
「企業コンサルタント」など組織を相手にするコンサルタントもいますし、個人・少人数をサポートするケースもあります。
転職の際にも転職コンサルタントさんにお世話になりました。
6:警備員
施設や道路などの警備をして、市民の安全を維持する仕事です。
稀に「トラブル対応」もしますが、むしろ「トラブルを未然に防ぐこと」こそが求められますから大いにやりがいを感じられることでしょう。
ちなみに未経験からでもスタートできる仕事ですから転職先としても人気です。
7:ウェディングプランナー
一生に一度の最高の結婚式を作り上げる仕事です。
結婚式は当人たちにとって非常に重要なものであり、幸せな気持ちだけでなく、「絶対に失敗できない」というプレッシャーも抱えてしまうものです。
初めてで不安でいっぱいの二人を助ける仕事と言えます。
8:カスタマーサポート
色々な企業において、ユーザーからの問い合わせに対応する仕事です。
困っているユーザーを助けられますし、カスタマーサポートの質によって「企業としての印象」も変わりますから、間接的に企業のことも助けていると言えるでしょう。
どんな仕事でも誰かを助けています
もちろん本記事で挙げていないものの中にも、誰かを助ける・サポートする仕事はたくさんあります。と言いますか、「全ての仕事は誰かを助けている」と表現していいはずです。
例えば「工場で何か製品を作る仕事」であれば、その製品を使う人を助けています。
ウェブライターであれば、「記事の掲載サイトの運営者」を助けていますし、その記事を読む人の役に立っています。
あなたも今の仕事について、「どのような部分で人を助けることができているか」を振り返ってみてはいかがでしょうか。
そうすることで仕事に対するモチベーションが上がったり、「こうすればより他人をサポートできる」などの改善点が見つかったりするかもしれません。
「転職しない」という選択肢も用意しておきましょう
また、誰かを助けたいのであれば、仕事とは無関係に「ボランティア活動」をするという選択肢もあります。
あえて言いますが「人を助けたい」という気持ちも欲望の一種であり、なんらかの「仕事」ではなく、具体的にボランティアをしたほうが満たされるかもしれません。
そして、「もっと誰かを救わないと!」などの強い使命感に駆られて転職すると、転職後に「こんなはずではなかった……」と後悔する可能性もあります。
ですから一度冷静に、
・人を助けたいのか
・人を助ける仕事がしたいのか
のどちらなのかを考えてみることをおすすめします。
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