転職で成功するための自己分析のやり方|なぜ自己分析をするべきなのか

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転職で成功するための自己分析のやり方|なぜ自己分析をするべきなのか

今回は転職活動をするにあたって重要な「自己分析」について解説していきます。

なぜ転職時に自己分析をするべきなのか

自分のアピールポイントを探すため

転職先で活用できる能力やスキルを見つける、言い換えれば「企業に対して、アピールできる自分だけの長所」を探すために自己分析をします。

人間性や意欲も重要ですが、「精一杯頑張ります!」と主張するだけでは良い転職はできません。

自分に合う就職先を探すため

見つけたアピールポイントが就職先探しのヒントになる場合があります。

自己分析をすることで、これまで選択肢に入れていなかった業界が、実は自分に向いていると分かるケースもあります。

また、いわゆる「入社後のミスマッチ」を防ぐ効果もありますね。

本当に転職するべきかを今一度考えるため

自己分析の結果、

・今抱いている夢は現職でも叶えられる

・現職こそが自分に合っている

・今すぐ転職するのはやめて、しばらく現職で経験を積むべき

などという結論が出る場合もあります。

一貫性のある意見や考えを持つため

転職活動をする人の中には、意外と「履歴書・職務経歴書に記載している内容と、面接官に聞かれて答える内容が違う」「志望動機と自己PRが今一つ噛み合っていない」などという失敗をしてしまう方が少なくありません。

これではもちろん落とされやすくなります。

ですが、自己分析をすることで一貫性のある意見や考えを持つことができれば、こういったブレは生じなくなることでしょう。

転職活動における自己分析において「分析」するべき5つのこと

それでは自己分析の「分析ポイント」を具体的に見ていきましょう。

1:「転職によって実現したいこと」をハッキリさせる

「現職に不満があるから転職したい」という人ももちろんいるでしょうが、それよりも「転職によって何を実現したいのか」と前向きに考えるべきです。

また、その「実現したいこと」を深掘りして分析しましょう。

一例を挙げます。

・給料を上げたい

→なぜ給料を上げたいのか

→どれくらい給料を上げたいのか

→いつまでに給料を上げたいのか

・違う業種に挑戦したい

→なぜ違う業種に挑戦したいのか

→どの業種がいいのか

→なぜその業種なのか

→他の業種に関心はないのか

などです。

2:自分の性格や気質を冷静に分析する

・いつ、どのようなことでモチベーションが上がるのか

・なにが苦手なのか

・感覚派か、論理派か

・協調性があるタイプか、自己完結タイプか

・リーダータイプか、サポートタイプか

・慎重か、大胆か

・冷静か、感情的か

などなど。

プライベートよりも、「仕事の場における自分はどうか」という視点で自己分析をしましょう。

このとき「どういう自分でありたいか」ではなく、「現状の自分はどうなのか」を考えることが大事です。※前者については「目標」にしましょう。

3:自分のキャリアとスキルを振り返る

キャリア:意外と忘れている

スキル:自分にとっては当然のノウハウなので「特別なスキル」と認識していない場合がある

ということで自分のキャリアとスキルを振り返ることも大事です。

「今」からスタートして3か月前、6か月前、1、2、3年前‥‥…と行ってきた業務をリストアップしましょう。

そして各仕事における印象深い仕事に関して、できるだけ具体的にエピソードを書き出します。

また、その仕事をするにあたって行った工夫や努力についても書いてみます。

さらに具体的に発揮した能力や技術(PCスキル、計算能力、コミュニケーション能力……など)があればそれも記載しましょう。

4:仕事とは関係のない興味・関心についても分析する

まだ目指す業界を決めていなかったり、社会経験が短かったりする場合は、自分のプライベートを振り返ると意外なヒントを得られる場合があります。

以下は一例です。

・経験

ボランティア活動が好き、旅行が好き、海が好き……

・人脈

研究者、芸能人、弁護士、フリーライター……

・資格、スキル(仕事で目に見えて役立ったことがないものも挙げる)

運転免許証、簿記2・3級、色彩検定、英語力、漢字検定、PCスキル……

・知識

ゲーム、アニメ、車、音楽、歴史、スポーツ……

5:見つけた強みを具体的に言語化する

ここまでの自己分析で見つけた強みを具体的に言語化しましょう。

以下の3点を軸に考えると、自分自身でも分かりやすくなります。

・自分の特徴や長所を一言で表現する

・その根拠となる具体的な過去の出来事を挙げる

・そこから得られた結果や学びをまとめる

ちなみに「とりあえず言葉でまとめる」という段階では、例えば、「何事にも地道に取り組むことができます」などの平凡な表現を使っても構いません。

ですが履歴書・職務経歴書を書いたり、面接をしたりするときは、「成果を出すまで、工夫と努力を続けることができます」などと、できるだけ個性的であなた自身にあった言い回しにすることが大事です。

転職エージェントを利用すれば、自己分析が非常にやりやすいです。

キャリアコンサルタントがうまくヒアリングをしてくれるので、自分では気づいていなかった点やふわふわしていた部分が明確化されます。

出来上がった自己分析についてのフィードバックもしてくれますので、積極的に利用していきましょう。

また、転職エージェントでは履歴書や職務経歴書の添削をしてくれたりもします。

費用はかからないので、まずは登録するだけ登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneo

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