転職活動で重要な面接対策|面接前日~面接終了後
転職活動において重要な面接対策について解説します。
その中でも今回は、面接前日・面接当日・面接終了後の3つのタイミングにおいてするべきこと、気をつけるべきことに関してお伝えしていきますね。
面接前日にするべき3つのこと
特に転職活動が長引いてくると、面接を何回も経験して徐々に気持ちが緩んでくる可能性があります。
そういったことのないように前日にもきちんとするべきことをしましょう。
1:時間や場所などをチェックしておく
特に本社とは違う場所で面接をする場合は気をつけましょう。
中には貸し会議室やイベントスペースなどで面接を行う企業もあります。
2:面接場所に行くルートや時間を調べる
面接場所に到着するまでのルート、利用する公共交通機関の時刻表なども確認しておきましょう。
平日と土日ではダイヤが変わる場合もあるので気をつけてください。
Googleマップを使えば、日にちや時間を指定して経路検索することができます。
ちゃんと休日ダイヤで経路を計算してくれるので、事前に調べておきましょう。
当日迷ってしまったりして電車やバスを数本逃しても間に合うよう、早めに自宅を出ることも大事です。
3:ニュースをチェックする
新聞やテレビのニュースをチェックしておきましょう。
面接で時事問題について問われる可能性もあるからです。
ただ、突き詰めればキリがありませんから適度なところで切り上げて、早めに就寝しましょう。
面接当日にするべき3つのこと
面接当日は気持ちを落ち着けて、あまり特別なことをしないようにしましょう。
新しい情報を入れすぎるとプレッシャーが強くなってしまうかもしれません。
1:忘れ物のチェック
・書類(履歴書・職務経歴書など)
・スマートフォン(不安ならモバイルバッテリーも)
・腕時計
・ティッシュ、ハンカチ
・ハンコ(必ず使うとは限りませんが)
・折りたたみ傘
など忘れ物がないかきちんと確認しましょう。
また、特に女性の場合は鏡、くし、予備のストッキングなども持参することをおすすめします。
2:企業情報の再チェック
公共交通機関などでの移動中で構いませんから、企業情報を今一度チェックしておきましょう。
最新のプレスリリースが出されていたりします。
3:ニュースをチェックする
当日に大きなニュース等があれば、それについて聞かれたりあるいはアイスブレイクで話題になったりします。
面接後にするべき4つのこと
面接が完了したら少しホッとするのは仕方がありません。
ですがするべきこともありますから、気を引き締めましょう。
1:必要であればお礼メール(お礼状)を送る
必須ではありませんが、送っても良いかなと思ったのならメールを送っておきましょう。
「面接をしていただきありがとうございました。志望する気持ちがもっと強くなりました」という内容で十分です。
また、近年ではあまり見かけなくなりましたが、お礼状を送るケースもあります。
ただ、お礼メールやお礼状を送ったからといって採用されやすくなることはありません。
メリットがあまり無いわりに、万が一相手の宛名を間違えたり誤字脱字が多かったりすると、印象が悪くなる恐れもあります。
ですから、「特殊な事情があってどうしても送らなければならない」という場合以外では、お礼メールは作成・送信しないことをおすすめします。
ハイリスク・ローリターンです。
2:就職活動における次の予定をチェックする
継続的に就職活動をしている場合は、早ければ当日や翌日に次の面接を受ける可能性もあります。
ですから、すぐに次の予定を確認しましょう。
また、1日2カ所以上で面接を行う場合は、その前日に全てのチェックを済ませておくべきです(当然ですが)。
そして、そもそも1日に複数企業の面接を受けると忙しくなりすぎますから、あまりおすすめしません。
3:面接の振り返りをする
・面接での自分の対応
・質問内容
・相手の反応
などを思い出して、改善点や良かった点などを振り返りましょう。
そうすることで次の面接に役立つかもしれません。また、意外と今後の仕事に活きてくる可能性もあります。
また、転職エージェントを利用している場合は、担当キャリアコンサルタントと話しながら面接の反省をすることをおすすめします。
4:好きな物を食べる
もちろん必須ではありませんが、「面接後は好きな物を食べる」と決めておくと、それが就職活動のモチベーションになります。
面接を前日・当日にキャンセルする場合は?
最後に面接の前日・当日にキャンセルをするときのマナー・注意点などについて解説します。
前日までにキャンセルする場合
前日までにキャンセルするのであれば、メールでその旨を連絡しても構いません。
そして必ず、
・氏名
・面接予定時間
・キャンセルする理由
・謝罪
を伝えましょう。
当日になってからキャンセルする場合
当日になってからキャンセルするケースでも伝えるべきことは同じです。
ですが緊急性がありますから、必ず担当者に直接電話をかけてください。
また、担当者が不在だった場合は、そのとき電話に出た人に伝言をお願いしましょう。
「後でかけ直します」などと言ってしまうと、面接予定時間に間に合わなくなる可能性があるからです。
まとめ
面接が続くと、流れ作業のようになってしまいがちですが、せっかく自分と相手の時間をつかいますので前日からしっかりと準備をしておきましょう。
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