転職活動の全体的な流れ|転職未経験者必見!
実に9割を超える人が転職活動をするにあたって何らかの不安を抱くというデータがあります。
転職経験者の場合は、「自分のスキルや能力は通用するのだろうか」「転職に成功できるだろうか」などと悩むケースが多いようです。
しかし未経験者となると、そこに「そもそも転職の仕方が分からない」という問題も出てくる可能性があります。
僕も初めての転職の時は不安でした。
大学中退なので学歴は高卒だし、就職して2年しか経ってないし、特別営業成績が良かったわけでもないし。
いろいろ初めてのことだらけで、まず何から始めていいのかすらわからず悶々とした日々を過ごしていました。
そこでここでは、「転職活動の全体的な流れ」を紹介していきます。
全体像が見えれば、モヤモヤもある程度解消されるのではないでしょうか。
転職活動の流れと各ステップでするべきこと
転職活動には大きく分けて9つのステップがあります。
1:自己分析
・なぜ転職したいのか
・今の職場を選んだ理由は?
・自分の能力やスキルは?
・転職して実現したいことは?
などのことを分析していきます。
途方もない作業のように思えるかもしれませんが、「自己分析シート」などを利用すれば形式に沿って自己分析をすることが可能です。
まずは、「自己分析シート」などで検索してみることをおすすめします。
2:転職活動の進行計画を立てる
本気で「転職しよう!」と決めてから、3~6か月ほどで転職活動を完了させる人が多いです。
期限を決めずに始めると、いつまで経っても進めませんので、少なくとも「いつまでに転職をするのか」だけは決めましょう。
「辞めたい辞めたい」と考えながら仕事をしていると、だんだんしんどくなってきます。
僕も転職前のしんどい時期は「いついつまでに転職する。そこまでの辛抱だ!」と思って乗り切っていました。
3:求人探しなどの情報収集
自己分析の結果をベースにして、ご自身が望む職種や業界に関する情報収集を行います。
そうすることで、その業界がどのような人材を欲しているのかなどが見えてきます。
その次に「転職サイト」「転職エージェント」などを使って、希望に沿った求人を探しましょう。
特に転職エージェントは、担当キャリアコンサルタントが条件に合う求人を紹介してくれますからおすすめです。
僕も毎回お世話になっていました。
不動産と同じで、一人で物件探しをするよりもプロの方に探してもらった方が良い物件に出会えます。
4:履歴書・職務経歴書を作る
履歴書・職務経歴書を作成しましょう。
職種や企業次第では、これらに加えて特別なポートフォリオが必要になる場合もあります。
一方、アルバイトやパート採用に関しては、職務経歴書が不要であるケースが多いです。
初めから完璧なものは出来ませんので、まずはざっと箇条書きでも良いので書き出してみましょう。
転職エージェントを利用すれば履歴書・職務経歴書作成に関するアドバイスをもらえますし、添削してもらうことも可能です。
5:求人応募・書類選考
基本的に「求人応募→書類選考」という流れになります。
書類選考を乗り越えるためにも、履歴書・職務経歴書に記載する志望動機や自己PRなどは、企業ごとにきちんと書きわけるようにしましょう。
ちなみに一度に大量の応募をしてしまうと、面接の日程が詰まって生活に支障をきたす可能性があります。
僕は履歴書や職務経歴書がゴミクズだったので大量に応募していましたが、書類選考がすんなり通ってしまうような方は気をつけましょう。
また、「1社ごと応募して、合否が出てから次の企業に応募する」というやり方では時間がかかりすぎますから、こちらもおすすめしません。
6:筆記テスト(適性検査など)
筆記テストは行う場合と行わない場合があります。
大手企業の場合は、SPIなどの適性テストを行うことが多いです。
一つ一つの問題は簡単ですが、問題数は多いので「慣れ」が必要です。
今の会社に転職するときには2部構成の筆記テストがありました。
ですから筆記テストのある企業に応募する場合は、事前に対策しておきましょう。
とはいえ、時間をかける必要はありませんので、問題集を1冊買って読むくらいがおすすめです。
7:面接対策と面接
書類選考、筆記試験をパスした後は、いよいよ面接です。
アルバイトやパートであれば面接は1回で済む可能性が高いものの、正社員採用の面接に関しては2~4回行われる場合が多いです。
そして面接対策は一人で行うのは難しいので、転職エージェントで行うことをおすすめします。
8:内定が出る
筆記テストや面接をクリアし、企業から内定の連絡が来たら、転職活動は一旦成功したと言えます。おめでとうございます。
その企業で内定を承諾するなら、転職活動はそこで終わり。
他にも気になる企業があるのであれば、内定辞退をして引き続き転職活動を行います。
承諾か辞退かはあまり待たせることはできないので、迷いがあるのであれば転職エージェントなどと相談しつつ、早急に考えを固めていきましょう。
9:退職交渉・引き継ぎ
遅くても退職したい日の1か月前、できれば2~3か月前には現職の上司などに「退職の意思」を示して、円満退職へと進んでいきましょう。
引き継ぎ作業を粛々と進めていきましょう。
10:入社
そして「入社日」に入社します。
新しい職場に対して、しておきたい質問が浮かんできた場合は先方の人事に直接問い合わせて、入社日までに不安を消しておきましょう。
良い転職が出来ることを願っています。
頑張ってください。
コメント