転職活動においては同時に何社まで応募するべき?平均は?

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転職活動では同時に何社まで応募するべき?平均は?

「ここの会社に転職したい!」と1社だけに絞って転職活動される方もいますが、ほとんどの方は複数社に応募していると思います。

もちろん何社なら多い・少ない、と確かなことは言えませんが、転職活動を行っている人は何社くらい応募しているのでしょうか。

8~10社程度が平均値|年齢が上がると多くなる傾向にある

ある転職サイトにおける、「アクティブ会員が過去半年間で応募した件数」の平均値は8~10社程度でした。

20代前半であれば6社ほど、20代後半は7社ほど、30代で8.5社程度……50代で15社前後などと、年齢が上がるにつれて応募数が増える傾向にあります。

ちなみにポン太の場合はずっと2〜3社しか応募していませんでしたが、最後の転職は100社以上応募しました。

もちろん何歳になっても転職活動はできますが、早めに動き出すに越したことはないと言えるでしょう。「転職するかどうか悩んでいる」という段階であっても、転職エージェントなどで相談したり、求人サイトを見たりするなど、できることは色々あります。

転職活動で内定を勝ち取るためには何社くらい応募するべき?

一般的に書類選考を通る割合は30~50%程度、最終的に内定を勝ち取るのは5%ほどとも言われています。

となるとやはり5~10社くらいには応募してみるべきと言えるでしょう。

ただ、これはあくまで「求人サイトを使って、自分で求人を選んだ場合」の数字です。

例えば転職エージェントを利用した場合、担当キャリアコンサルタントが「あなたの条件に合い、かつ採用される可能性がそれなりにある求人」を紹介してくれますから、もっと件数が少なくなるかもしれません。

さらに「じっくり時間をかけて最高の転職をする」というのであれば30~40社以上になってもおかしくありません。

実際、高年収の企業や未経験職種を希望する人の中には、1年以上かけて転職活動をする人もいます。※それくらい長引いてしまう、というよりは最初からそのつもりでいる方が多いです

いずれにせよ「○社応募すれば必ず内定が得られる」「○社以上は多すぎる」などと一概に言うことはできません。

ただ、「数撃てば当たる」という方針だと、余計な時間がかかってしまうだけで効率が悪いということは確かです。気をつけてください。

転職活動において1社ずつ応募していくことは可能?メリットはある?

また、満足いく転職をするために1社ずつ応募してその都度次に進んでいきたいという人もいるかもしれません。もちろん理論上こういった方針を採ることは可能ですし、毎回全力を注ぎやすいというメリットもありそうです。

ただ、最終面接まで到達してから落とされた場合はそれだけでも数週間、長ければ数か月消費することになります。

ポン太も飛行機で何回も東京へ行って面接をして、最終で落ちたことがありますが、時間的にも金銭的にも結構ダメージありました。

ですから基本的には同時に複数社に応募することをおすすめします。

「本当に良いと思える企業にだけ応募する」と決めておけば、いくつか同時進行したとしてもモチベーションを保てることでしょう。

転職活動において複数社同時に進める場合の注意点3つ

続いて、転職活動にて複数社に応募するケースでの主な注意点を紹介していきます。

1:優先順位をはっきりさせておく

先述の通り、「本当に良いと思える企業にだけ応募する」としても、丁寧に比較検討をすることで優先順位をつけることができるはずです。そして志望度の高い企業を優先して面接などの日取りを決めていくようにしましょう。

また、この段階で「やはりこの企業には応募しない」などの判断をする場合もあるでしょう。

2:面接などの日程がかぶらないようにする

特に現職が忙しい人の場合は、休日などに数社面接を受けることになるかもしれません。

それでも全てこなせるのであれば問題はありませんが、それぞれの面接の日程がバッティングしないよう、細心の注意を払いつつスケジュール調整をしてください。ちなみに近年では、パソコンのメモ帳などを使って日程管理をしている人が多いようです。

万が一バッティングしてしまった場合はソッコーで連絡を入れましょう。

面接日時の変更も1回であれば受け入れてくれる企業が多いです。

ですが2回目となると、その時点で「そんなに軽い気持ちなのであればもう結構です」ということになってもおかしくありません(それでも一応、変更リクエストのための連絡をしてみるべきではありますが)。

また、言うまでもありませんが、面接をキャンセルする場合も必ず連絡を入れましょう。

3:「しっかりとした準備ができない」と感じるなら応募数を減らす

同時に応募する企業が多ければ多いほど、1社あたりの準備に費やせる労力・時間が少なくなります。

そして、「これではしっかりとした準備ができない」などと少しでも感じるのであれば応募数を減らしましょう。もしくは日程に余裕を持たせましょう。

実は、徐々に「転職活動を行っていることそのもの」に満足感を覚えてしまう人が少なくありませんので気をつけてください。

やはり内定を得られなければ意味がありません。

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