年収の高い企業に転職する方法と注意点
収入を上げるために転職する人はやはり多いです。
ポン太も、少しづつですが転職で年収を上げてきました。
そこで、ここでは年収の高い企業に転職するためのコツと、気をつけるべきことについて解説していきます。
そもそも平均年収の高い業種は?
高収入の代名詞ともいえる「外資系金融」。やはりその平均年収は飛びぬけて高く、1300万円〜2000万円ほどとなっています。支店長クラスになると億を越えていき、そこら辺の中小企業の経営者よりも稼いでいます。
この業界で働く人は得てして優秀であり、その中で激しい競争をします。また、個人の実力や成果にウエイトを置いて報酬が支払われますから、これほどまでに平均年収が高くなるのです。
あとは600~750万円あたりで、不動産、専門コンサルタント、保険、投資銀行・証券、建材・住宅・エクステリア、環境関連設備、精密機器、金融関連、内装・リフォーム工事などが上位です。
全てに当てはまるわけではないかもしれませんが、高年収の業種には以下のような特徴があると言えるでしょう。
・専門的な技術やスキルが必須
・成果主義
・基本給+歩合
逆に言えば、「多くの人にこなせる仕事」「働きさえすれば、結果を問わず安定して給与が得られる」「基本給以外の給与が(あまり)ない」という仕事の場合は、給与が高くなりにくいです。
高収入の転職先を探すための3つの方法
それでは年収の高い転職先を探すための方法を3つ挙げていきましょう。
1:転職エージェントに紹介してもらう
年収の高い求人は「競合他社に動向を知られたくない」「可能な限り優秀な人材が欲しい」などの理由で、転職エージェントにしか回されないケースが多いです。
(このような一般公開されない求人のことを、非公開求人と言います)
ですから転職エージェントに求人を紹介してもらうことをおすすめします。
転職エージェントの担当キャリアコンサルタントは、基本的に登録者の希望条件を満たす求人のみ教えてくれますから効率もいいです。
ただ、あまりにも高望みしている場合はキャリアコンサルタントから、「条件を変えてみては……」などの提案が出る可能性もあります。
2:スカウト系の転職エージェントに登録する
スカウト系の転職エージェントに、あなたのスキルや経歴を登録しておくと、「この人材が欲しい」と思った企業からオファーが送られてきます。
登録内容を把握した上でスカウトしてくるわけですから、通常の応募に比べて落ちにくいというメリットもあります。
3:知人から紹介してもらう
同業他社に転職したいのであれば、同僚、顧客、取引先などからの紹介により、とんとん拍子で転職できる場合があります。
また、紹介された会社で働いている人から、現場の生の声を知ることができるという利点もあります。
ただ、「紹介してもらったのだから……」と気が咎めて、転職後にミスマッチが発生しても退職しにくくなるケースもあります。
また、入社してから十分な成果を出せないと、あなただけでなく、紹介者である知人の評価もダウンする恐れがあります。
高年収の企業への転職を目指すときの注意点5選
続いては年収の高い企業への転職を目指す際に気をつけるべきことを5つ紹介していきます。
1:そもそも高収入の求人は少ない
当たり前のことですが、高収入の仕事の求人はあまり多くありません。
となると、「高年収ならどんな仕事でもいい」というスタンスで転職活動をしたくなるかもしれませんが、それでは当然失敗する可能性が高いです。
専門的なノウハウを持っているとしても、企業が欲している要素と合わなければ採用してもらえからです。
「高年収の企業への転職」に限らず、「数撃ちゃ当たる」という発想で転職活動をするのは絶対にやめましょう。
一見遠回りに感じても、きちんと分析して就活をするほうが結果的に近道となります。
2:ビジネス英語を習得していないと厳しい
近年、高収入の企業の大半が英語力を求めるようになりました。なぜなら、グローバル化が進んでいるからです。特に外資系の企業の場合、「TOEIC○点以上」というのが条件になる可能性が高いです。
また、現状英語力をあまり求めていない企業であっても、「英語力が高い」というアピールができるに越したことはありません。
3:長期戦のつもりで転職活動を行う
一般的な転職活動であれば長くても数か月で済ませたいところですが、高収入の企業への転職を狙うのであれば、1年以上かけるつもりで取り組むべきです。
「今は募集していないが、募集するタイミングでこちらから連絡します」という企業も多いです。
4:目先の年収だけを意識しすぎない
初任給がそれほど高くないとしても昇給しやすかったり、歩合や各種手当てで得られる給与が多かったりする企業もあります。
5:年収だけにとらわれない
根本的な話になってしまいますが、年収だけにとらわれて転職先を決めると、労働環境や仕事内容に関するミスマッチが起きやすくなります。
また、どれだけ稼ぐことができたとしても、例えば「日々激務で、休日は寝ているだけになり、お金を使う暇がない」という状況になってしまえば人生がつまらないものになってしまうかもしれません。
ワクワクして取り組めるか、という視点も持つようにしましょう。
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