在宅ワークに転職するメリット・デメリット
ここでは在宅ワークに転職することの主なメリット・デメリットを紹介していきます。
近年、在宅ワークに対する世間的なイメージが良くなっていますが、メリットばかりではないので気をつけましょう。
在宅ワークに転職する5つのメリット
まずは在宅ワークに転職するメリットを5つ見ていきましょう。
通勤不要
往復1時間以上かけて通勤している人が少なくありません。ですが在宅ワークに転職すれば、その時間を他のことに使えるようになります。また、満員電車などでのストレスもなくなります。
また、ビデオ会議などがないのであれば、パジャマ姿などで仕事をしても誰にも咎められません。これも大きなメリットであると言えるでしょう。
勤務地が基本的に自由
在宅ワークは基本的にインターネット環境とパソコンさえあれば行えますから、勤務地が自由である場合が多いです。
ただ、中には「定期的にオフィス出勤する必要がある」「面接のみ場所が指定されている(ネット面接ではない)」などのケースもあります。これに該当する企業は、応募者の居住エリアを限定している可能性があるので気をつけましょう。
勤務時間が自由である場合も
在宅ワークの会社の中には、「期日までに納品すれば、どのようなタイミングで仕事をしてもいい」というスタンスのところが少なくありません。
夜型なのであれば深夜に仕事をしてもいいですし、集中的に終わらせて休みを多く取るというやり方でも構いません。
「これまでは勤務時間に縛られるのがストレスだった」という人は、在宅ワークへの転職を検討してみてはいかがでしょうか。
人間関係のストレスが少なくなる
オフィスで仕事をするとなると、どうしても色々な人とコミュニケーションを取らざるを得なくなります。そして人間関係を理由に転職する人も少なくありません。
ですが在宅ワークは基本的に一人で行うものですから、他人に気を遣う場面があまりありません。また、送迎会や飲み会など、人によっては嫌うイベントが行われることもまずないと言えます。
子育てや介護などをしやすい
在宅ワークであれば子育てや介護との両立がしやすいと言えます。
オフィスで仕事をする場合でも、介護ヘルパーやベビーシッターなどと連絡を取り合えばなんとかなりますが、それではストレスが溜まってしまう可能性が高いです。
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在宅ワークに転職する4つのデメリット
次にデメリットを見ていきましょう。
実績やスキルがないと低収入になりやすい
一口に「在宅ワークに転職」と言っても2種類に分かれます。
・フリーランスとして働く
・企業に所属して働く
前者は、どこにも属さずに働くということですから精神的にはかなり楽かもしれません。
ですがフリーランスである以上は最低賃金の保証もされませんから、低収入になる可能性が高いです。実際、在宅ワークでの月収が10万円を割っている人は少なくありません。
また、企業に所属するとしても、スキルや実績がないと最低賃金に近い給与になってもおかしくありません。
ですから、
フリーランスになる場合:最初は低収入になることを覚悟して、スキルや実績を徐々に積みながら収入を上げていく
企業に所属して働く場合:昇給(スキルアップなどによる昇給も含む)があるかどうか確認してから転職する
などのことを心がけましょう。
ちなみに最近は、本業をこなしながら、在宅ワークにも少し取り組んで副収入を得る人も多くなってきました。
こういった働き方も選択肢に入れておいてはいかがでしょうか。
プライベートと仕事のメリハリをつけにくい
コロナウイルスの影響でリモートワークをする人が増えましたが、仕事とプライベートの切り替えをしにくいということで悩んでいる方が少なくないようです。
「自分はそんなことで失敗しないから大丈夫」と感じている人も多いと思います。
しかし、ずっと家にいる生活が続いたらどうなるでしょうか。永久に緊張の糸が途切れることはないと言い切れるでしょうか。
そして一回でも怠けることを覚えてしまえば、その後の仕事にも支障をきたす恐れがあります。
したがって、在宅ワークをするには優れた自己管理能力が必要と言えます。
コミュニケーションを取りにくい
コミュニケーションを取りにくいということをメリットに感じる人も多いでしょうが、
・仲間になかなか連絡できない
・文章だけのやり取りだと言いたいことが正確に伝わらない
・最初は平気でも徐々に孤独を感じるようになる
などの問題が発生する可能性もあります。
また、特にフリーランスとして働くとなると最悪の場合、「成果物を納品してから、支払いの前にクライアントが音信不通になる」というケースもあります。
高い評価をされにくくなる可能性がある
在宅ワークでの評価材料は「結果のみ」となりやすく、勤務態度などは評価対象になりにくいです。そのため職場からの評価が不当になる可能性もあります。
ただ、「純粋に成果物だけで評価されるほうが精神的に楽」という人ももちろんいるでしょう。
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