転職フェアを最大限有効活用するためのコツ|服装や持ち物は?
「複数の企業が参加して、転職希望者に対してダイレクトに企業説明をする合同説明会」のことを転職フェアと言います(または就職フェア)。
今回はこの転職フェアでできること、持ち物、有効活用するためのポイントなどを紹介していきます。
転職フェアでの持ち物や服装について
持ち物は
・履歴書や職務経歴書(数セット用意する)
・筆記具
・メモ帳やノート
・カバン
などがあれば十分です。あまりごちゃごちゃと物を持っていくべきではありません。
パンフレットを多くもらう事になるでしょうから、A4サイズ以上のカバンを選びましょう。
服装についてはスーツで行くのが無難です。
ただ、仕事中にスーツを身につけない職種(エンジニアなど)に関しては、いわゆるオフィスカジュアルであれば問題ありません。
また、忘れがちですが靴にも気をつけてください。基本的に革靴であればOKです。
身だしなみは非常に重要です!
持ち物や服装について簡単に説明しましたが、「転職フェアには多くの転職者が来るのだから、企業の担当者が一人一人覚えるはずがない」と感じた方もいるのではないでしょうか。
確かにその通りです。
一般的な服装をしている人であれば忘れられることでしょう。
ですが、悪目立ちしている場合は話が別です。
中には最初から、「問題がありそうな人は記録して、採用しないようにする」という方針の企業さえあります。
ですから油断せず、身だしなみを整えて出席しましょう。
また、走り回る、大声で話す、あいさつができていない……など、基本的なマナーを守ることができていない場合も、同様に悪い意味で印象に残ってしまう可能性が高いです。
転職フェアでできる主なこと
続いて転職フェアでできることを紹介していきます。
企業のパンフレットをもらう
転職フェアに参加している企業のパンフレットを必ずもらいましょう。基本的に資料コーナーに置かれているはずです。
まずは資料を収集してから、そのあとの行動を決めると立ち回りやすくなります。
企業ブースで説明を聞く
企業ごとにブースがありますので、そこで企業からの説明を聞きましょう。
ブースによって、マンツーマンの面談が行われることもあれば、複数の転職希望者に対してのセミナーのような形式になることもあります。
いずれにせよ、人気の高い企業は順番待ちになるケースが多いですから、余裕を持って回ることをおすすめします(回り方のコツについては後述)。
転職の相談をする
転職フェアでは、主催企業が「キャリア相談コーナー」を用意している場合があります(ないケースもあります)。
プロのキャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーがいて、
・自分に向いている企業の探し方
・履歴書や職務経歴書の書き方
・志望動機の設定方法
・キャリアに関すること全般
などの相談に乗ってくれます。
ただ、これらの相談は転職エージェントなどでも同じようなサービスを受けることができます。
ですから、「あえて転職フェアで相談する必要はない」と判断したのであれば、ブース周りを優先することをおすすめします。
その他
上記以外にも、履歴書用の写真撮影会を行う、転職コンサルタントを呼んで会場でセミナーをする、有名人を招くなど、「付加価値をつけた転職フェア」が少なくありません。
ちなみにこれらのサービスやセミナーを受けるためには予約が必要になるケースも多いですから、忘れないようにしましょう。
転職フェアを有効活用するための3つのコツ
転職フェアは「特別感」の強いイベントですから、中には参加するだけで満足してしまう人が少なくありません。そうならないためにも、転職フェアをできる限り有効活用しましょう。
そのためのコツを3つ挙げていきます。
「事前にできる登録作業」は全て済ませておく
転職フェアの当日に、現場でエントリーシートなどを書くことも可能です。
ですが、慌ただしい会場で書くことは推奨しません。
エントリーシートを履歴書と同レベルで重要なものと捉えている企業が多いため、きちんと作成する必要があるからです。
ですから事前にウェブエントリーを済ませておきましょう。
ウェブ記入であればいくらでも時間をかけることができますし、書き直しも容易にできます。
その他、「当日でもできるものの、事前にこなしておける準備」があれば全て終わらせておきましょう。
回る企業を決めておく
転職フェアの規模によっては数百の企業が参加します。とても全て回ることはできません。
ですから、当日に配布される会場案内図や、ウェブ上で記載される出展企業リストをチェックしておきましょう。
そして、「必ず回る企業(3~5件)」「できれば回りたい企業(2~3件)」を決めます。
また、回る順番を確定させておくことも大事です。
質問をいくつか準備しておく
回る企業を選んだら、質問も事前に準備しましょう。せっかくの機会ですから気になっている事などはこの際に聞いてしまいましょう。
ちなみにマンツーマンの面談でも、時間的に質問は1~2個程度が上限になるはずです。
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