転職活動における面接のコツ3選+要注意企業の見分け方3選
転職活動において重要な「面接」のコツと、注意したほうが良い要注意企業の見分け方について書きます。
まずは転職活動における面接のコツを3つ紹介していきます。
身だしなみを整える
面接においてもやはり第一印象は非常に大事です。
特に面接官に見られるのは「服装」「ヘアスタイル」「表情」などです。
服装についてはスーツであればおおよそ問題はありませんが、きちんとクリーニングをして清潔感を損なわないようにしなければなりません。
ヘアスタイルについても落ち着いたものにしましょう。
そして表情。
緊張するのは仕方がないことですが、意識して常に口角を少し上げておくのがおすすめです。
「緊張していようがいまいがどちらでもいい」と考える
何回面接を受けても緊張するのが当然です。そもそも人間は緊張しないようにしようと考えてその通りにできる生き物ではありません。
ですから発想を変えて、「緊張していようがいまいがどちらでもいい」と思うことをおすすめします。
実際のところ面接官も応募者がある程度プレッシャーを感じているということは理解していますし、緊張しているから落とすということもまずありません。
ですから気休めというわけでもなく、緊張しているかどうかは重要な部分ではないのです。
それに面接官は「伝えるべきことをきちんと伝えてくれるか」を重視しますから、「流暢に話そう」と気合いを入れる必要もありません。
むしろ流れるように話しすぎると、「感情がこもっていない」と判断されて不利に働く可能性があります。
また、「面接で上手くいかなかったのは緊張してしまったからである」と決めつけてしまうのも危険です。
失敗した場合は、なにか他に理由がある場合が大半です。
転職エージェントの担当キャリアコンサルタントと話しつつ反省し、次の面接に活かしましょう。
「逆質問」でアピールしましょう
多くの企業の面接で、最後のほうに「何か質問はありますか?」と転職者側から質問する機会を与えられます。
このとき質問が出てこないようではもちろん印象が悪くなります。
ただ、その場で無理矢理考えたような質問を投げかけるのももちろんNGです。ですから、あらかじめ質問の内容を考えておきましょう。
それでは定番の質問をいくつか挙げていきます。
・○○部門における最年少の方は何歳でしょうか?
特に平均年齢が低い企業の場合、「積極的に仕事をする若い社員」を求めているケースが多いです。
そのためこの質問をすることで「私も頑張って早く出世するつもりです」とアピールすることができます。
・企業のこの先の戦略や展望について聞く
例えば、「今後の海外展開についてはどのような展望がありますか?」などの質問です。
これで「業界の将来を考えています」とアピールすることができます。
ただ、そもそもその企業のおおよその経営戦略を知っていないと、ズレた質問をしてしまう可能性があるので気をつけましょう。
転職エージェントの担当キャリアコンサルタントなどと相談し、その辺りの話もきちんと詰めておくべきです。
・○○の資格は最低限欠かせないと思いますが、入社後に必須となる資格はありますか?
この質問により「必要な資格の取得準備をしていて(もしくはすでに取っていて)、次の資格を取る意思もある」とアピールすることができます。
ただ、その時点で資格を取る準備を全くしていない場合は説得力がなくなりますから、この質問はしないほうが無難です。
このような面接をする企業は要注意!3選|転職活動のコツ
特に転職活動が難航している場合は、徐々に「採用してくれるならどこでもいい」という気持ちになりがちです。
ですが、入社後にミスマッチを感じるようでは大変です。
ですから、「高望みはNGでも、妥協はしない」という意識で転職活動に取り組みましょう。
そして以下に該当する面接を行う企業については要注意です。
内定が出たとして本当に就職するかどうか慎重に検討しましょう。
履歴書・職務経歴書を読めば分かるような質問しかしてこない
これに当てはまる場合、企業の面接担当者も「面接をすることになっているから、しておく」と本腰を入れていない可能性があります。
面接官の態度が悪い
どうしても「面接官に見ていただく」という気持ちになるかもしれませんが、本来面接官と応募者は対等な立場です。
ですから面接では、「きちんとした企業かどうか見抜く」という意識を持ちましょう。
そして普通は「面接官こそしっかりしていないと、すぐに悪評が広まる」と考えて、面接担当者もきちんと教育されているものです。
だからこそ、面接官の態度が悪いなど不安を感じた場合は要注意です。
他の社員にあいさつをしても返事がない
「面接」からは少し離れますが、面接室に向かう途中などで他の社員とすれ違ってあいさつをする場面があるかと思います。
このときあいさつが帰ってこない企業は危険です。
多くの社員に精神的な余裕がなく、ブラック一歩手前である可能性さえあります。
特に酷い場合は、「ああ、どうせまたすぐ辞めるんだろうな……」と社員に哀れみの目で見られることさえあります。
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