転職後すぐに仕事を覚えるためのメモの取り方|5つのポイント

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転職後すぐに仕事を覚えるためのメモの取り方|5つのポイント

就職や転職後は仕事を覚えるためにメモを取ることになります。

しかし、ただ単にメモを取ればいいというわけではなく、メモの取り方によっては覚える効率が上がらない可能性もあります。

そこでここでは、転職を繰り返していろんな会社でメモを取ってきたポン太が、メモを取るコツを紹介していきます。

転職後の仕事でメモを取るときの5つのコツ

1:大事なことだけ書けばいい

基本的には業務中にメモを取ることになるでしょうから、言われた内容や教わったことを一字一句メモしておくことはできません。

そのため、「大事なことだけ書く」ということが重要です。

何が大事なことで、「どのレベルで大事なことまで書くべきなのか」は仕事内容やシチュエーションによりますので、柔軟に対応することを心がけてください。

2:基本的に1色で書き、あとから+2色まで書き足す

仕事中にわざわざ複数の色のペンでメモを取ることはできないでしょうから、黒1色だけでメモを取ることをおすすめします。

そしてあとでメモを見返すときに、大事なポイントについて赤色で書き足すなどの工夫をすると良いでしょう。

場合によってはそこにさらに青色を足すのも悪くありませんが、4色以上になるとむしろ見にくくなるのでおすすめしません。

3:カタカナやひらがなで書けばいい

難しい専門用語などは特にそうですが、とりあえずカタカナやひらがなでメモをしておけば十分です。

何言ってるか聞き取れなかった場合は、とりあえず聞こえた通りにメモしておきましょう。

そして後から見返すときに漢字を使ってまとめ直すなどしましょう。

4:メモを取ることに専念しない

特に誰かに仕事を教わっているときは、メモを取ることに専念しないようにしましょう。

「メモも大事だけど、ここしっかり見ておいてほしい」というところでもずっと下を向いてメモに夢中だと、後から「あれ、どうやるんだっけ」となってしまいます。

あくまで「上司などの説明を聞くこと」がメインであってメモを取るのは二の次です。

説明を聞いていて分からないことがあればその場で質問したり、後からまとめて聞いたりしましょう。

5:後で見直す(必要に応じて手を加える)

ここまでの解説の中でも少し触れてきたことですが、「メモを取ったらそのまま放置」では意味がありません。

最終的には自分だけで仕事をできるようにならないと意味がありませんから、メモを取ったら、休憩時間や帰宅後などの時間を使って復習しましょう。

そして記憶がハッキリしているうちに、メモを分かりやすくするために字をキレイに書き直したり、必要な内容を書き加えたりするべきです。

ただ、どの程度キレイにするか書き加えるかなどは、あなた次第です。

メモは「作品」ではありませんので、何が書いてあるのかが自分にわかればそれで良いです。

転職後の仕事の覚えが悪くなる「やってはいけないメモの取り方」5選

続いては、転職後の仕事に対して逆効果になる「やってはいけないメモの取り方」を5つ紹介していきます。

1:話を聞かずにメモを取る

「話の内容は右から左で理解していないけれど、とりあえずメモに残しておく」というものです。

このようなメモでは何を話していたのかさっぱり覚えていないので、後から見返しても全く意味がありません。

学校の授業では「とにかくノートを取っておき、後から理解する」ということもできたかもしれませんが、仕事の現場ではそれは通用しません。

まずは「メモを取ること」ではなく「内容を理解すること」に専念するべきです。

そして、理解できたらメモを片手に、「申し訳ありませんが、まだ教えていただきたいことがあります」などと言って、先輩や上司に疑問点について教えてもらうことをおすすめします。

2:字が汚すぎる

もちろんキレイな字で書く必要はありませんが、「自分でも読めない」というレベルの汚い字ではメモを取る意味がありません。

また、自分で後から読み間違えてしまって、予期せぬミスを招く可能性もあります。

特に「時刻」などのメモをするときは、「0」や「6」、「5」「8」などをきちんと判別できるように丁寧に書くことをおすすめします。

3:疑問点について聞かないままメモを取る

「分からないことがあるけれど、メモさえ取っておけばなんとかなる」と考える人もいますが、実際にはいくら時間が経ってもなんともなりません。

疑問は疑問のままです。

それどころか間違って理解したまま作業などを進めてしまって、大きなトラブルを招く可能性があるので気を付けましょう。

4:メモを取るときに余白を作らない

ある程度余白スペースを残してメモを取らないと、後から何かを書き加えることができません。

几帳面な人ほど「びっしりキレイに書かないと」と考えてしまうかもしれませんが、「1ページの半分書き、残り半分は何も書かない」くらいの気持ちでメモ帳を使うことをおすすめします。

5:何冊もメモを使う

できる限り1冊でまとめましょう。

そうでないと管理が難しくなりますし、「最初の頃に書いておいたあの部分を見返す」などのこともしにくくなってしまいます。

「小型でページ数が多いメモ帳」を使うことをおすすめします。

まとめ

メモの目的は「記録」「記憶」「考えの整理」ですので、まずは相手の話をしっかりと聞きましょう。

相手の話をしっかり聞いた上で分からない部分を質問すれば、「ちゃんと自分の話を聞いてくれているんだな」という印象を与えて「期待の新人」となることでしょう。

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