会社を無断退職するのが絶対にNGである理由とは?|転職情報

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会社を無断退職するのが絶対にNGである理由とは?|転職情報

無断退職とはいわゆる「バックレ」のことです。

きちんとした退職手続きを行わず、突然会社を休んでそのままブッチをカマしてしまうことを言います。

状況によっては、「もう行きたくない……」ということもあるでしょう。

ですが絶対に「バックレ」だけはしてはいけません。

あなたが悪者になってしまいます。

「そんなこと言われても、イヤなもんはイヤなんだ!」という方は退職代行を使うという手もあります。

無断退職することの主なデメリット

それでは無断退職をすることのデメリットを見ていきましょう。

1:次の転職が非常に不利になる

無断欠勤が2週間以上継続した場合、企業側はその社員を懲戒解雇することができます。

「長期の無断欠勤」以外で懲戒解雇になる理由としては、「パワハラ・セクハラ」「犯罪行為」くらいしかありませんから、処分としては非常に重いです。

そして懲戒処分を受けた経歴は、退職証明書や離職票に記載されるので、次の転職が非常に不利になります。

2:永遠におびえて生活することになる

会社側からすれば「社員が突然来なくなった!」ということですから、着信履歴を埋められるくらい鬼電がかかってきます。

連絡におびえて、スマホの電源を切って生活することになってもおかしくありません。

また、電話が繋がらないとなれば、上司が自宅を訪れる可能性もありますし、外出したときに他の社員に遭遇してしまう場合もあります。

そして転職活動に成功したとしても、前職のオフィスに近い場所に就職してしまえば、ずっと安心することができません。

それに職種によっては、商談などで前の職場に足を運ばなければならなくなる場合もあり得ます。

※普通に転職した場合は「前の職場には行かせない」などと上司が気を遣ってくれるケースが多いです。

さらには数年、数十年経っても「この行動によって、あのときの職場の誰かとつながってしまうのではないか」などと怯え続けてしまう人もいるようです。

近年ではSNSから繋がってしまうのではないか、とおびえる方も多いです。

3:給料がもらえなくなる可能性も

無断退職をしたとしても、それまで働いていた分の給与はもらうことができます。

ですが、企業によっては支払わないところもあります。

その場合は請求すればいいのですが、無断退職をした罪悪感のせいで実行に移せなくてもおかしくありません。

また、退職金に関しては減ったり消滅したりするのが普通です。

「お金のためにも」という理由でバックレを我慢できるといいですね。

4:損害賠償を起こされる可能性もゼロではない

無断退職をしたときに損害賠償を起こされる可能性も完全には否定できません。

一般的には、「損害賠償請求そのものに手間がかかる」「請求が認められない場合もある」「他にすることがある(そんなことをしている暇はない)」などの理由で、損害賠償請求まですることはまずありません。

ですが「無断退職をする側」が、働いていたときに「会社側」に大きな迷惑をかけていたときなどは、会社側がブチギレてあらゆるデメリットを度外視して賠償請求をするかもしれません。

会社に行きたくなくなったときの対処方法3選

それではもう会社に行きたくなくなってしまったときはどうすればいいのでしょうか。

対処方法を3つ紹介していきます。

1:転職活動をスタートする

もう行きたくないと思うくらいですから、「転職したい」という気持ちが強くなっているのではないでしょうか。

ブッチかます前に、転職活動をスタートしてしまいましょう。

精神的に辛い状態で始めるのは苦しいかもしれませんが、最後の力を振り絞ってなんとか取り組んでみてください。

そして、「退職しても、次の場所はいくらでもある」と分かれば気持ちが楽になるでしょう。

「どこの会社に行っても同じだ」などという言葉に惑わされないようにしてください。

また、内定が取れればこちらのものです。

すぐに今の職場を退職する手続きに取り掛かりましょう。

2:仮病で休む

褒められることでありませんが、無断退職とは違って「許されること」です。

休みなく消耗し続けてきているでしょうから、少し止まってみましょう。

2~3日ゆっくり休んでみれば心身が落ち着いて、「じゃあ退職に向かって動き出すか」などと冷静な判断を下せるようになることでしょう。

3:退職代行サービスを使う

「もう無理、我慢の限界」「死にたい。。。」などという考えが浮かんだのなら、もう会社に行くのはやめてください。

退職代行サービスを使って退職をしてください。

退職代行サービスを利用すれば、会社や上司に直接連絡する必要はありません。

また、有給休暇が残っているのであれば、「有給消化」という形で、「実質即日退社」をすることも可能です。

まずは平穏な時間を手に入れて、次の職場へ向けて心と体を休めましょう。

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